ツレがコロナになりまして。

ツレがコロナになりまして。

とうとう私も濃厚接触者の仲間入り。

雷

いつもの平日の朝──。

その日も通常どおりのスタートを切るはずでした。

新学期を迎えたばかりの娘を除いて──。

異変を感じた妻が娘の体温を測ってみると、38℃台後半────

イヤな予感がよぎったものの、娘は3月20日に3回目の新型コロナワクチンを接種したばかりで、まさかという気持ちもありました。

ですがそういう時のイヤな予感というのは、得てして当たるもの。

私は自らの直感に従い、職場に入る前に抗原検査を受けることにしました。

ちなみに私の職場はクリニックなので、すぐに検査して結果が判るのがありがたいところ。

「じゃああっちゃんさん、鼻腔粘膜を採取しますから、上向いてね♡」

職場の看護師がおもむろに綿棒を手に私に歩み寄ります。

私は言われるがまま天井を向きましたが、この時はまだ私は、粘膜採取とは鼻をコチョコチョくすぐる程度のものだと思っていました。

ですが実際は──

ゴリゴリゴリゴリゴリ──。

鼻腔の最深部をこそぎ取られるような激痛が、私の意識のすべてを占拠します。

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!

永遠とも思われた5秒間ほどの地獄の検体採取が終わり、鼻腔全体が灼けるような余韻に涙をにじませながら、私は検査キットに検体をセットしている同僚看護師の背中に殺意をこめた視線を突き刺します。

てめえ今日1日仕事でたっぷりいたぶってやるから覚悟しろや──

わざわざリスクを冒して手数をかけた相手に、感謝こそすれそんなひどいことを考える私は、どう考えても五十をこえたオトナのメンタリティではなかったでしょう。

ですがこれマジ痛いですよ──。

──ともあれ待つこと15分、結果は陰性。

抗原検査

晴れて無罪放免となって胸をなでおろしかけた私に、追撃のような妻からのLINE。

(o_o)(o_o)(o_o)──。

とまあ娘の陽性が確定したため濃厚接触者に格上げした私は、すぐさまPCR検査を実施。

翌日出た結果は陰性だったものの、今後の働き方の選択を強いられることに。

  1. 7日目までは自宅待機し、8日目以後は職場復帰
  2. 3日目までは自宅待機し4、5日目に抗原検査し、6日目以後は職場復帰
  3. 5日目までは毎日抗原検査しながら業務に従事(自宅待機なし)

当然、職場での私の業務は他職種では代替不可能なため、「3」一択といいたいところですが──。

5日目まで、あの鼻ゴリゴリを毎日やるのか──。

そう考えるだけで暗澹たる気分になり、いっそすべてを投げうって、1週間休みでいいんじゃね?という気にさえなってきます(酷)。

──結局私は毎日綿棒を鼻に突っ込む選択をし、7日間の経過観察も終えましたが、後日、娘を看病していた妻も発症し、私は娘の陽性確定以来、いまだに帰宅できずビジネスホテルと親類の家との仮住まいを強いられています。


自分がいつでも濃厚接触者になる心の準備をしよう。

私は医療従事者ですので、これまでにコロナが忍び寄る不安を感じたことは何度かありました。

しかし今回のように全力で回避を強いられたのは初めてです。

いつかはこんな日も来るんだろうな、くらいには思っていましたが、こんな青天の霹靂のような到来とは想定できていませんでした。

そんな中で、この人のツイートが目にとまりました。

まったく私と同じ境遇に親近感さえ抱きましたが、そのあとに濃厚接触者の現在の隔離方法は過剰だなどとツイートしたところをみると、自分が濃厚接触者になってみて、その不便さに気づいたのかもしれませんね。

ですが私は「濃厚接触者の社会からの隔離制度は廃止」はまだ尚早と思いますが。


そろそろまとめます。

心がけとして大切なのは、同居する人が感染したら、自分は否応なく濃厚接触者となるということです。

同居する人がいないから大丈夫というわけではありませんがね。

いつ自分が見舞われるかわからないという意味では、天災と同じです。

  • 家族か自分が感染した場合の隔離方法と感染対策のための物品の用意
  • 自宅待機が困難な場合の宿泊先の事前のリサーチ
  • 自宅外に脱出する際の荷物と資金の事前準備

と、これくらいは準備しておきましょう。

あと、ワクチンを3回接種した人も油断なきよう。

私の妻も娘も3回接種済みでしたので──。

──ではまた。

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