【大阪北部地震】被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

【理学療法士を検討中の人必見】正しい学校の選び方。

【理学療法士を検討中の人必見】正しい学校の選び方。

みなさんどうも。

当ブログではみなさんへの役立ち情報を発信して行きますが、著者である私の性格上、どうしても表現が辛辣になることがあります。

そこで、辛口な文章に対してはビジュアル的にわかりやすいように、

今後の記事ではこのように囲みます。

テレビやラジオでいう「ピ——」ですね。

ブログを読んでいただいている方の中に、精神的に弱い方は、その部分を読み飛ばしてくださればよいかと思いますので、よろしくお願い致します。

 

 

医療や介護の現場でリハビリ専門職のさらなる充実が求められています。

毎年、理学療法士が1万人、作業療法士が7千人を供給している養成校も、全国で250以上あります。

進路を検討している人は、どこを選べばいいか迷ってしまうことでしょう。

そこで、元教員の私が間違いのない学校選びを、あなたに伝授したいと思います。

 

学生の学校レビュー

よく知恵袋や 2ちゃんねるで、在校生の学校に対するレビューを見かけますね。

読むと、学校に対する悪口がほとんどだと思います。

教員の不倫の話や、授業で教員からパワハラを受けたとか、はたまた不当に留年を宣告させられたとか、もう罵詈雑言の嵐。

読んでいるうちに、この学校大丈夫!?と不安になりますよね。

 

私に言わせれば、

掲示板に書かれているのは、ただの【便所落書き】であり、一読の価値もありません。

 

ことわっておきますが、私が元教員だからといって、学校寄りの考えを持っているわけではありません。

でも掲示板に書いてあるのは所詮、自分ができないことを責任転嫁している以上の何ものでもないのです。

 

この機会に、医療系養成校に通う時に必要な心構えを覚えておいてください。

養成校とは、何かしらのサービスを受けに行く場所ではありません。

養成校とは、お金を払って必要なカリキュラムを修了して、国家試験を受ける権利をゲットして無事に資格を取得するところなのです。

その意味では自動車教習所と同じです。

あなたが自動車教習所で仮免許試験や卒業試験がクリアできなかったとしましょう。

その時、あなたは学校や教員に対する恨みつらみをネットの掲示板に書きつらねますか?

そんなヒマがあったら、次にクリアできるための対策を練るでしょう。

万一、書き込んでいる内容が真実だったとして、それ以外の学生が同じような憂き目にあっていれば、大問題になっているはずです。

むしろ誰でも閲覧できる掲示板で教員の中傷を名指しで書き込んでいる方が、書き込んでいる学生側に、セラピストの資質として問題があると思います。

仮に他の学生が同じ不満を学校に抱いていたとして、あくまで学校は資格を取るための【道具】と割り切り、少なくとも掲示板で悪口

便所の落書きにいちいち翻弄されるのは、かなりバカバカしいと思いませんか?

 

養成校のホームページは役にたつか?

養成校のHPをあれこれ拝見した印象ですが、どこも似たり寄ったりな感じですね。

個人的には【無内容なポエム】が鼻についてうんざりします。

理学療法士とは何ぞや』といったことにかなりのページを割いているところもありますが、そんなものは日本理学療法士協会の動画でも見ておけば事足ります。

『就職率100%!』——私に言わせれば、ほぼすべての学校がそれは謳っているということは、無視していい情報です。だって需要が供給を上回っているんだから、ドヤ顔で誇ることでもないわけです。

『学校や学科の特徴』で書かれている『○○型学習、○○型教育の導入』もほとんどの場合はあまり意味を持ちません。

あと、学校自体が取った賞や認定も、ハッキリ言って学生には何のアドバンテージもないことです。

たまに複数学科で運営している学校の場合、『Wライセンス取得優遇制度』のようなオトクな情報があったりする程度でしょうか。

 

私のぶっちゃけです。

要はどの学校も同じ条件で養成校としての認可を受けているんだけど、それを言っちゃうと元も子もないからアタマを振り絞って自分のところのオマケの良さをアピールしているというわけ。

 

逆に、ホームページから得られる有益な情報を以下に挙げていきましょう。

所在地・交通アクセス

全カリキュラムの期間

夜間部の有無

学費・諸費用

募集要項・入試日程

切実なのがですが、大事なのが諸費用です。

教科書代やら白衣などのユニフォーム代、実習施設が遠隔の場合でも新幹線や飛行機の交通費や宿泊費なども学生持ちという学校もあるので要注意。

そもそも医学書は、一冊当たりの値段が結構高いので、注意してくださいね。

諸費用についてHPに明記していない場合は、直接学校に問い合わせてみましょう。

 

三年制か四年制か?

各校のHPを閲覧していると、三年制のところは三年制の方が、四年制のところは四年制が有利だと主張していますが、はたしてどちらが有利なのでしょうか。

四年制のカリキュラムの方がゆとりができ、留年率が低いと主張している学校がありますが、私的には異議あり、です。

理由はふたつ。

ひとつ目は、四年制の方が1学年多い分、学年末進級判定が多くなるので、留年のリスクも1回多くなること。

ふたつ目は、カリキュラムの優位性を訴える割には、国家試験の合格率が全国平均を下回っている学校がチラホラみられること。

ひどいのになると50%を割り込んでいる四年制学校もある(国家試験合格状況一覧より)——。

 

——もう一度言いますね。

養成校とは、高い学費を払って国家試験を受験する資格を得、それをクリアして無事に資格を取得するところなのです。

一年多く時間とおカネを費やした挙げ句、受験者の半数が資格を取れないって、報われないにもほどがあると思いませんか?

だからといって、三年制学校なら低い合格率でも救われるわけではありませんが。。。

まあ国試合格率については後の項で述べましょう。

 

四年制学校のメリット

ここまでの内容だと、四年制学校に通うメリットはまったくない印象ですが、それは違います。

四年制学校でまっとうに教育している学校はたくさんあります。

そして何といっても時間的に余裕ができる分、あの気が遠くなるような勉強がラクになることは確かです。

あと、四年制専門学校の場合は、卒業時に高度専門士という称号を得ることができます。

「高度専門士」の称号が付与された者は,大学卒業者と同等以上の学力があると認められる者として,大学院の入学資格が与えられる。

文部科学省HPより引用

つまり、高度専門士の称号をゲットすると、手続きすれば学位がなくても大学院で修士課程を受ける資格を得ることができるのです。

高度専門士の称号がえられる専門学校のリストが、同じく文科省HPで閲覧できますので、念のために検討している専門学校が該当するか、確認してみてくださいね。

 

 

三年制夜間部について

三年制夜間部を開設している学校を最近よく見かけるようになりました。

最短の三年で、仕事との両立を図りながら通学できるこのコースは、一考の価値があると私も思います。

ただ何点かは認識と覚悟が必要です。

その一、カリキュラムはかなりタイト。

昼間・夜間にかかわらず、監督省庁から定められている最低習得単位数は、75単位。

当然カリキュラムに差はありません。

そして授業はひとコマ90分も同じです。

しかし昼間部の学生は、1日あたり4コマを消化するのに対し、夜間部はせいぜい2コマが限界なわけで、物理的に余裕がないのです。

その二、両立はかなりシビア

1年生の最初から、解剖学、生理学などの基礎科目が始まり、そのあと運動学、精神医学、評価学、治療学。。。

覚える内容量がかなり膨大です。

そしてそれら全てに試験があり、中には実技での試験というものも存在します。

自分は授業で全部覚えるからヘーキヘーキ!

——と思ってるあなた。。

おカネと時間がもったいないから、やめておきなさい。

そんなお花畑な脳ミソにやすやすと詰め込めるような、情報の量と内容ではないんです。

昼間部の学生は、放課後に学校で頑張って復習していますが、夜間部の場合は恐らく何かを犠牲にして独習の時間を捻出しなければなりません。

ここの見通しが甘いと、最悪の場合は単位取得ができず留年の憂き目をみることになりますので、現実的な計画が必要です。

その三、実習等は夜間ではない

基本の座学は夜間ですが、医科大学での解剖実習をはじめ、臨床実習は昼間が前提ですので、その間は勤務できない旨を職場に説明したうえで了解をえる必要があります。

最終学年では、かなり長期の実習になるうえ、それが終われば国家試験対策一色になりますので、できれば2年生で退職できるように、あらかじめの資金計画を立てておいてください。

 

 

結構大変さばかりを際立たせてしまいましたが、時間的にも経済的にもしっかりと計画が立てられて、体力に自信もあり、最短で資格がほしい人には、この三年制夜間部はおススメできます。

 

専門学校か大学か?

まず気になるのが学費。

三年制学校は1年分だけ安くなるのは当然ですよね。

ただ、学校によって多少の差はありますが、1年に支払う金額はどちらが高いということはなさそうです。

 

あまりガツガツと資格を取る必要はなく、サークル活動などの楽しいキャンパスライフを味わいたい方は、やはり大学がいいと思います。

大学によっては学校そのものがブランド化されており、その学校の卒業生というだけで就職活動上でのアドバンテージになる、かもしれません。

現場ではほとんど訊かれることはないと思いますが。

ただ、ごく一部の就職先では、【四大卒】と【医療短大卒】とを明確に分け、給与などの待遇面で差別化しているところもありますので、その場合は大学の方が有利ですね。

 

国家試験合格率の信ぴょう性

セラピスト養成校に入学する目的は、資格を取得することに他なりませんので、その学校がどれほどの合格率なのかは入手しておきたい情報ですよね。

しかし各校のHPを見ても、100%かそれに限りなく近い数値でない学校は公表していません。

 

でもご安心ください。

学校ごとの合格率を閲覧できるサイトを下に載せますので、ぜひ参考にしてください。

国家試験合格者状況一覧

看護医療進学ネットより

大項目として総数・新卒・既卒とありますが、ここは真ん中の【新卒】をご覧ください。

まず目が行くのが【合格率】で、説明するまでもなく、その学校の在校生が資格を取得できる確率を示します。

 

しかし合格率だけに目を奪われていては、非常に危険です。

 

ここで元教員の私が、さらに踏み込んだ表の見方を伝授し、数字のトリックをひもといていきましょう。

 

出願者数と受験者数との差

【出願者数】とは、定められた期日までに手続きをふんで、受験票が発行された人数をいいます。

【受験者数】とは、国家試験当日に会場で受験した人数をいいます。

学校によっては受験者数が出願者数を大幅に下回っていますが、集団食中毒にでも見舞われているんでしょうか——。

 

出願者の書類提出の期限は、毎年だいたい1月のアタマ。

国家試験が全国でとり行われるのは、2月末の日曜日。

この2か月弱の間に、いったい何が起こっているんでしょうか。

 

この2か月弱に多くの学校で、卒業試験というものがあります。

学校によって様々ですが、方式・内容ともに国家試験の過去問題をベースにしていることが多いようです。

この卒業試験とその再試験にクリアできないと、留年が確定します。

当然卒業は消滅するのですから、国家試験の受験も一緒に消えてなくなります。

こうして受験者数が出願者数を下回るという状況が完成するのです。

 

確かに卒業試験程度で及第点をとれないのに、国家試験を通過できないというのは道理です。

しかし、卒業試験で学生を振るい落とすのは、国家試験合格率を下げないための【損切り】だと邪推されるのは、学校側にとっても本意ではないでしょう。

ですので現況の、

【合格率】= 合格者数 ÷ 受験者数 …公式①

ではなく、

【合格率】= 合格者数 ÷ 出願者数 …公式②

とすべきで、本当の意味での合格率を知ることができますよね。

というわけで、この記事をご覧になっている皆さんも、公式②で計算をしたうえで厳正な検討をすることをおススメします。

 

学校の定員と出願者数との差

各校のHPの募集要項には、定員数が明記されています。

理論的には、定員数と国家試験出願者数は等しいはずですが、一覧を見てみると、結構な差があるケースがありますよね。

定員数に対して国試出願者数が大幅に少ない場合は、留年・退学者数が高いという疑いを持つことができます。

もちろん学校によっては、現在と3、4年前との定員数が違うというところもあるでしょうから、疑問を持った受験者が入学した際の募集定員数を学校に問い合わせてもいいかもしれません。

 

最後に

ネットというものは本当に便利なものです。

学校のホームページを見るだけで、さまざまな情報が手に入るだけでなく、資料の請求までできるんですから。

でもネット全般にいえることですが、すべての情報が事実というわけでは決してありません。

私自身もこの記事を書くにあたって、たくさんのサイトを閲覧しましたが、数々の欺瞞も発見しました。

私が記事として発信する目的とずれますので、ここでそれらを糾弾したりはしませんが、この記事を読んで、あなたが情報を鵜吞みにせずに済めば、私にとってこれ以上のよろこびはありません。

 

どの学校にするか最終決定する前に、絶対にやっておかなければいけないこと。

それは自分の足で現地へ赴き、その場の雰囲気、学生の活気、先生のやる気などを肌で感じてくることです。

一番大事なのは、自分がこの学校と合うのかというフィーリングだったりします。

めんどうですが、時間を費やす価値は必ずあると思いますよ。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

若手セラピストと学生セラピストを応援するコミュ

CTA-IMAGE 新しい職場や実習での悩み、スタッフや患者さんとの人間関係の悩み相談の他、これからのリハビリ業界で必要とされるための道筋を共に模索していきましょう!