【コミュニケーションスキル】iメッセージ

【コミュニケーションスキル】iメッセージ

あなたは家族、友人、同僚といった周りの人たちと、どんな時に衝突しますか?

当然ですが、自分と相手の主張が食い違った時ではないでしょうか?

その時のことを思い出してほしいのですが、ひょっとしてあなたは相手の主張を、

それじゃダメだ」とか、

その考えは間違っている

といった口調で決めつけていませんか?

私の意見を言わせてもらえば──

それじゃダメですww

 

確かに何の主張もなく相手の言い分に対して折れてばかりでも腑抜けと思われるのがオチです(自論)。

では相手と衝突せずに済む工夫のしかたなんてあるんでしょうか?

 

──実はあるんです。

ついつい断定口調で相手を怒らせてしまっている方、必読です。

 

【iメッセージ】と【youメッセージ】

iメッセージ、youメッセージとくれば、アイドル時代の榊原郁恵のヒット曲『夏のお嬢さん』を振り付きで思い出しませんか?

──誰もいませんか。。。(´・ω・`)

 

──まあオッサンの戯れ言はともかく、iメッセージとyouメッセージでは相手の受け取り方が全然違うんです。

それをわかりやすく説明しましょう。

youメッセージとは?

 

端的にいえば、youメッセージの場合は冒頭に必ずyou(あなた)が付く主張のことです。

例えば──

(あなたの)そのやり方では失敗するだろう。

(あなたは)なぜ報連相ができないんだ?

(あなたは)もうちょっとコスト意識持ってくれよ。

(あなたは)何で周囲に配慮が至らないんだ?

(あなたは)なぜできなかった?

 

いま思いつくだけでもこれだけ出てきますが、自分が言われているとエアーで想定するだけで、なんだかムカつきがこみあげてきませんか?

なぜかといえば、youメッセージになるとどうしても善or悪、正or誤、適or不敵の二元的になってしまい、ほとんどの場合、言われた側の闘争心を燃え立たせてしまうからです。

 

最もこれをやらかしてしまうのが、われわれ医療従事者の人間。

つい専門家風を吹かせて審判的な態度をとってしまう。

いわゆる『上から目線』ですよね。

これでは反発心や拒絶反応を生み出すだけで、相手にファイティングポーズ取ってくれと言っているようなものです。

 

iメッセージとは?

iメッセージがyouメッセージと違うのは、主語が【】である点。

それで何が変わるの?

と思われるかもしれませんが、全然違います。

もう少しこうすればうまくいくように思うけど、どうかな?

連絡がないから何かあったのかと心配したんだよ。

コストの事を考えてくれると助かるよ。

周囲に気をつかってくれると本当にありがたいです。

してもらえると思ってたんですが、すごく残念に思います。

 

つまり、すべて「~と思う」「~だと嬉しい(悲しい)」という風に、自分がどう思うのか、どうして欲しいのかという気持ちで表現することで、相手の耳のシャッターを開かせることができるだけじゃなく、今度はあなたのためにうまくやろうとします。

 

そうそう。

実はロイヤルファミリーが公式に述べられるお言葉って、すべて『iメッセージ』なんですよ。

今度機会があれば念頭に置いて聞いてみてください。

 

褒めるときもiメッセージを。

さて、今度は相手の提案や功績をたたえるときもiメッセージは有効です。

 

その考えがいいよ」だといかにも高飛車な感じですが、

その考えすごく好き!」とか「それ面白いね!」の方が相手のモチベーションは上がります。

 

結果に対しても「よかったよ」「すごいね」ではなく、

うまくいってメッチャ嬉しいよ」「頑張ってくれてありがとう(感謝してる)」の方が他人のためにこれからも頑張ろう、というスイッチが入ります。

 

アドラー心理学でも褒めることはもっと褒められたいと依存ループに入るのでよくないと唱えているようですね。

なんにせよ、言葉とは中々もって難しいものです。

 

子どもに対してもiメッセージを。

相手より自分の方が立場が上の場合でもiメッセージは有効です。

でも特に親が子どもに対して使っているのは圧倒的にyouメッセージ。

考えてみればこれはけっこうひどいもんです。

「ダメじゃない!」「いつまでモタモタしているの!」

これすべてyouメッセージだと、もうあなたにもわかりますよね。

~できなかったから、お母さん悲しいな」「ちょっと急いでくれるとママすごく助かる!

子どもであろうと人を喜ばせたいという欲求は同じです。

あなたがそのことに気づいたなら、今日からでもiメッセージに切り替えてみましょう。

切り替えたからといって、相手のあなたに対するリスペクトが低下するわけではありません。

メッセージの出し方と相互の上下関係とはまったく別の次元です。

 

iメッセージが有効なのは、相手があなたを尊重しているからこそなんですから。

 

 

英語の丁寧語にiメッセージが。

英会話で「can(could)you~」や「will(would)you~」という丁寧語があります。

~してもらえますか」という意味で、誰もが学校で習います。

 

しかしさらにその上を行く「I wonder if~」という丁寧語があるんです。

直訳すると、「もしあなたが~すればビックリだ」という意味。

この場合のビックリとは、「素晴らしい」というニュアンスに近いでしょう。

つまり「あなたが~すれば、すごくステキだと思います」という感じ。

 

英語にはデフォルトでiメッセージ的な丁寧語があるんですね。

どこの国でも人をやる気にさせたり勇気づけるのに、iメッセージが有効と認知されているわけです。

 

今日からでも意識してやってみよう。

あなたが意識してiメッセージを使ううちに、相手だけではなく自分にも変化が現れるようになります。

それは相手が頑張って結果を出したときに、「うれしい!」「ありがとう!」といった共感や感謝の気持ちです。

少しの修正が、どんどん良い方向に増幅されればステキだと思いませんか?

 

youメッセージは上から目線

iメッセージは横から目線

iメッセージは相手が弱い立場の人間でも(の方が)効果的

 

あなたのほんのわずかな変化が、毎日を豊かにしてくれることを願っています。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

 

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