理学療法士として大事なことは、相手を心を幸せで満たすことができることだ。

理学療法士として大事なことは、相手を心を幸せで満たすことができることだ。

毎週訪問している、ある老夫婦のご家庭。

毎回目にとまるのは、さび付いた郵便ポストに書かれた、「いつも配達ありがとうございます。」の手書きの文字。

私は郵便配達員ではないが、見るたびに心があたたかくなります。

郵便配達員ならその気持ちは私以上でしょう——。

ポストの文字を読むだけで、家の住人の為人(ひととなり)の素晴らしさを容易に感じることができ、自らの仕事に誇りを持つことができる。

別にものすごく大きなことをしているわけではありません。

お金がかかったことをしているわけでもない。

ポストに配達員に対する感謝とねぎらいの言葉を書いているだけなのです。

 

それだけで人の心を幸せで満たすことができる。

訪問する私を、毎回笑みをたたえて迎えてくださるもの静かなご夫婦ですが、私は凄みを感じます。

顧みて、自分は相手の心を幸せにできているんだろうかと思ってしまいます。

 

理学療法士にとっての仕事とは、相手の人間らしさや矜持を取り戻すお手伝いをすることです。

でもそれはテクニックだけではないと、ご夫婦に教えられている気がします。

ご夫婦の足元には到底およびませんが、もっともっと人間として成長しなければ——

それが理学療法士としての成長にもつながると、私は思います。

 

 

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