【症例レポート】考察の書き方その❶

【症例レポート】考察の書き方その❶

私が学生だった頃──

とにかく先輩のレポートむさぼるように読んで、意味もわからずに見よう見まねで書いていたように思います。

だって、レポートの書き方なんて何も教えてもらえなかったですし──。

いや、教えてくれたかもしれませんが、なんせスチャラカな学生だったのでスルーしていたかもしれません(笑)。

今は私のような人はあまりいないでしょうが、『統合と解釈』だの『考察』だのを書けと言われても、困惑と不安を抱く人は少なくないでしょう。

以前に私は『統合と解釈書き方大全』という記事を書きましたが、かなりの反響をいただき、非常に驚きました。

今回は世の実習生のために、『考察』について述べていきます。


そもそも何を『考察』するの?

臨床実習もそうですが、どんなレポートや論文にも『考察』がつきものです。

ては一般的な学術論文の考察にはどのようなことが書かれているんでしょうか?

『考察』とは?

  • 結果を解釈する。
  • 仮説通りとなった理由を考える。
  • 仮説通りとならなかった理由も考える。
  • 過去の報告(論文)と照らし合わせる。
  • 残された問題点を挙げ、解決法を考える。

──といったところです。

かなりざっくりですが、論文の考察は、結果に対する検証といえます。

これを症例レポートに置き換えると、考察とは、患者に介入した効果を判定し、立案した目標通りとなった(ならなかった)理由を考えることです。

効果判定ですので、初期評価レポートに考察はなく、中間か最終レポートのみの項目となるわけです。

次回は、統合と解釈と考察との違いについて述べたいと思います。

ではまた。

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