『ソーシャルコマース』から感じた個人ビジネスの可能性。

『ソーシャルコマース』から感じた個人ビジネスの可能性。

ある日のこと。

私は配信されてきたLINE@の記事の中で、『ソーシャルコマース』というワードが飛び込んできました。

 

【ジブンメディア】人気配信者”理学療法士のスーパーニート”によるソーシャルコマース説明会

一般社団法人ワーシャル

 

むむむ、『ソーシャルコマース』?

  

自分でも説明がつかないのですが、私の琴線に触れまくりです。

自分の直感がうながすまま、記事内のリンクを開いてみると、ソーシャルコマースとは、従来のように品物をネット上のショップに出品して客を待つだけというものではなく、店のオーナーがライブで商品をプレゼンテーションするというもの。

視聴者は動画を観ながら商品についての質問し、それに対してオーナーが答えることもできます。

 

なんだか面白そう。。。

 

ソーシャルコマースなら、客に対する疑問を出品者が即座に解決してくれるので、売買成立に結びつきやすいんじゃないか。

しかも自分の特技をどのようにして売り出すのがベターなのかが今一つわからなかったので、何かヒントがつかめるような気がしたので、即決で参加することに。

えーと、開催日時はと。。。

 

──おいおい明日じゃねえか!!

 

あわてて主催側に問い合わせたところ、まだ空席はあるとのこと。

ほっと一安心したところで、セミナー講師のプロフィールを見てみると、スーパーニートの遅咲まんたろうさんという方で元理学療法士とのこと。

世の中にはいろんな人がいて面白いなあ、と思いつつ、ご本人の顔写真に目をやると──

あれ~、なんかこの顔見覚えがある。でもいつどこで会ったかがわからない、しかも『遅咲まんたろう』というファンキーな名前のせいで本名も思い出せない、気のせいかな、いや絶対に面識あるはずなんだけど。。。

私の記憶領域に何かが引っかかります。

──翌日に会場に足を運んでみると、そんな私のモヤモヤを、まんたろうさんの一言が雲散霧消してくれました。

 

「井上先生じゃないですか!?学生の時以来です!!」

 

──ああやっぱり。

そうです、講師のまんたろうさんも、今回のセミナー情報をアナウンスしてくれた西野さんも、私の教員時代の生徒さんだったというわけです。

ああ謎が解けてスッキリした!!

 

スッキリしたところで話を戻しましょう。

まんたろうさんがセミナーで実演してくれたのは、メルカリのライブ配信機能を使った販売方法。

彼が販売しているのは筆文字で、色紙や扇子などにオーダーされた文字を墨書し、販売するというもの。

 

さっそく配信が始まり、固唾をのんでみまもる私をよそに、まんたろうさんは愛嬌のある笑顔とトークで視聴者に挨拶していきます。

ジョークなどを交えて場が和んだところで、視聴者からのオーダーがあったのか、まんたろうさんが色紙と筆をおもむろに取り出し、淀みなく筆を走らせ始めました。

おおおおおおおお!!?

 

 

あまりに美しいテキバエだったので、もともと彼が書道に関してすご腕の持ち主なんだと信じてしまいました。

しかし予想に反して、彼は段位などまったく有しておらず、今の技術は毎日の積み重ねた結果と語ります。

しかも当初まんたろうさんは、仕事を辞めたあと自分の古着のみの販売から始められるも、このままではいつかは枯渇してしまうという危機感から、自分のスキルを商品にする発想に至ったとのこと。

たしかに自分のスキルやノウハウなどの無形の商品は、販売を続けている限りは「売り切れる」ことがないので、理論上では永遠に収益が期待できます。

しかしあくまでも固定のファンがいないと、売買が成立しません。

 

まんたろうさんは熱く語ります。

「自分以外にも墨書をなりわいとしている人はゴマンといます。自分がその中でアタマひとつもふたつも突きぬける必要がありますが、自分の場合は、この配信が一方通行にならないように、一人一人のファンとの対話を大事にしています。場合によっては一回の配信が、2時間にも3時間にもなることがありますね」

 

たしかにコアなファンにファンでい続けてもらうためには、筆に血がにじむまで書き続けるだけのメンタルと、ファンへのただならぬサービス精神が必要だったに違いない──。 

見た目だけで、自分にもラクにできると思いあがっていると、誰ひとりとしてファンになってくれないでしょうね。

 

しかし書道の大家でもないまんたろうさんが墨書の提供で収入を得ているのも事実──。

何を商品にするか、発想次第で無限の可能性を秘めている気がします。

ネットの普及と発達のおかげで、自分も含めて、誰にでもチャンスがめぐってきていると強く実感できた、非常に意義のあるセミナーでした。

 


 

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