【国家試験対策】過去問題攻略の次のステップ。

【国家試験対策】過去問題攻略の次のステップ。

こんにちは、井上です。

いよいよ国家試験も本腰をいれて対策する時期がやってまいりましたが、あなたの進捗はどうでしょうか。

人によってはダレる時期でもありますので、自らにムチを入れるつもりで読んでもらえるとうれしいです。

 

まだ10年分の過去問やってない? あくしろよ!!

 

最低でも10年分の過去問さっさとやっておけ、というのは、過去の記事でも書いていた通りです。

元教員が語る、失敗しない国家試験の対策法。

 

では過去問をさらうことで、何かいいことでもあるんでしょうか?

過去問をさらう目的とは?

出題傾向を把握する

自分の弱点をあぶりだす

 

──そうなんです。

大学入試だろうが公務員試験だろうが、過去問をさらう理由なんて万国共通ですよね。

 

最低でも10年分もやっていると、次第にデジャヴに似た感覚を味わいます。

あれ、この問題って毎年出てたんじゃ?」っていうね。

 

──そう、その感覚は正しい。

 

毎年毎年、解答は違えど、おんなじような問題が相当数あるんです。

その傾向をつかめるだけでも過去問をさらう意味があるってもんです。

そういう問題から押さえておけば、確実に得点率につながっていきますから。

 

もう一つのメリットは、自分が理解できていないジャンルを浮き彫りにできるってこと。

当然のことですが、成績アップの最も近道は、苦手克服あるのみですからね。

過去問を解く上で覚えておいて欲しいのは、たまたま正解した問題も不正解扱いするってこと。

大事なのは理解したうえで正解できたかどうかですから。

 

たま〜に過去問を解いてそれで国試をマスターした気になっている人、いるんですよね。

言っておきますが過去問で200点以上取れたとしても、シケモクほどの役すら立ちはしません。

まさに自分が自己満足に陥っているという自覚があれば、ぜひ次の項目を読みましょう。

 

最初は面倒な詰め込みから。

 

過去問をさらっていてもうひとつ気づくのが、「もうこれは憶えなければ始まらない」というもの。

例えば、遠城寺式乳幼児分析的発達検査やASIAなどの評価スケール。

あとは循環器系もチマチマと憶えるべきものが目白押し。

 

後回しにしたくなる気持ちはわかりますが、試験をクリアするためには、いつかは絶対に覚えなければならないんです。

 

なら観念して今すぐやるしかありません!

 

──どうやるか?

それこそメモリーツリーでも単語帳でもチェックペンでも、自分に合ったやり方で地道にやりましょう。

 

詰め込んだら一問一答形式のステップに進もう。

 

過去問を解いていてやりがちなのが、

ん?この④に書いてある○○って聞いたことねー。 でもまあ正解は③だから、スルースルー♡

 

──完全にダメダメです。

いいですか、過去問はあくまでも過去の問題です。

あなたがスルーした内容が、次の試験では正解になるかもしれないんです。

そういうわずかずつの労力の出し惜しみが積もり積もって後々泣きを見ることになるんです。

 

そういうことにならないための私からの提案ですが、いつまでも五者択一形式で解くのではなく、①~⑤の選択項目の内容を○×問題としてとらえるんです。

例えば、以下の問題。

問:フレイルの高齢者の特徴について正しいのはどれか。

  1. 筋量が増加する。
  2. FBSが低値になる。
  3. TUG時間が短くなる。
  4. 長坐位前屈距離が短くなる。
  5. 運動負荷時のBorg指数が低値となる。

 

これを以下のように変換します。

問:以下を○×で答えよ

( )筋量が増加するのはフレイル高齢者の特徴である。

( )FBSが低値になるのはフレイル高齢者の特徴である。

( )TUG時間が短くなるのはフレイル高齢者の特徴である。

( )長坐位前屈距離が短くなるのはフレイル高齢者の特徴である。

( )運動負荷時のBorg指数が低値となるのはフレイル高齢者の特徴である。

 

このように一問一答形式で解く癖をつけておけば、理解できない単語の取りこぼしがきわめて少なくなります。

 

面倒かもしれませんがこれをやっておくことによって、数年に一度の出題傾向の急変にもある程度は備えることができるというわけです。

 

模試の過去問もお忘れなく。

 

国試の過去問だけでなく、アイペック、三輪、医歯薬などの模試の過去問も手をつけておきましょう。

「ほほう、こういう問題もアリか」

という、新たな発見もあることでしょう。

なによりも一問でも多く『解く』経験値を稼いでおくことは、絶対に損はありませんからね。

 

模試の過去問は、あなたの学校に必ず保管してあるはずです。

既卒生も気軽に母校に行ってコピーしてもらいましょう。

 

早いうちに実地問題を意識しよう。

 

実地をパーフェクトに取れたら120点、ということは、一般問題をあと50問も解ければライセンスゲットだぜ!!

 

そんなお花畑な妄想は誰しも抱くことでしょう。

しかし冗談ではなく実地試験を意識するのは悪いことではありません。

なぜならば、得点が高いということは、外した時の失点率も痛いということだからです。

 

できれば正答率を上げておきたいところですが、昨今では意地の悪い設問をみかけるようになってきました。

今までは「正しい(誤っている)ものを選べ」という、私なりに命名すれば『勧善懲悪的な設問』がほとんどでした。

しかし、「この中で出やすい(出にくい)症状を選べ」とか「重要度の高い(低い)ものを選べ」といった、『全部正解型』の問題が、実地問題でみられるようになってきました。

こういう問題は、5つとも間違ってはいないが、優先順で上位1つか2つを選ぶという、より臨床力を問われるというもの。

ただ、こういった問題も不適切問題にならないように見るからに分かりやすい内容になっているはずなので、あまり惑わされないように心の声に忠実に答えればいいと思います。

 

さいごに

くどいようですが、過去問をまださらえていない方は、今日からとっとと取り掛かりましょう。

 

──こういうのに必要なのはノリなんです。

ノリを持続させるコツは、アタマでグダグダ考えずにさっさと行動に移し、始めたら絶対に手を止めないこと。

一度止めてしまうと、エンジンを再始動させるのに、継続に必要な何倍ものエネルギーを必要とします。

ノリさえ維持できれば10年分の過去問なんて、最短で2週間もあればできるはずです。

現在は11月ですが、未だ過去問が1クールもさらえていないというのは、確実に怠慢です。

一瞬だけ反省して、次の瞬間から行動してください。

 

あと、闇雲に突っ走るだけでも結果に結びつきませんので、短期目標も決めておいてください。

年内のうちに一般実地問題の各々の正解率を75〜80%まで引き上げること。

点数にして200〜215点といったところです。

 

しかし、実地の足切りルールがある以上は、あくまでも正解率にこだわったほうがよさそうです。

何回も何回もさらっているうちに、確実に結果はついてきます。

あなたなら必ずできます、頑張ってください。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう