【今日の訪問一景】信号機というハードル。

【今日の訪問一景】信号機というハードル。

セラピストは利用者の生活を評価するときに、導線を基準に考えます。

自室からトイレ、風呂、リビング、玄関。。。

それらの移動には様々な危険因子が潜んでいるのです。

その危険をひとつずつ排除していくのが我々セラピストの役割。

 

導線を考えなければならないのは何も部屋の移動だけではありません。

——屋外も同様です。

我々は自宅からスーパーや診療所までの道のりに存在する危険にも対応しておく必要があるのです。

それには実際歩かないとなかなかわからない場合もありますね。

 

ある利用者さんは、杖を使えば歩行は自立レベル。体力も年齢以上です。

退院前の病院からの申し送りでは、「移動に関しては屋内も屋外も特に危険性なし」でした。

しかし実際にかかりつけ医がいる診療所まで実際歩いてみたところで問題点が発覚。

途中でどうしても渡らなければならない横断があります。

本人の歩行スピードでは、その歩行者信号が青の間に、ギリギリ渡りきれないのです。

スピードを上げれば転倒リスクは上がります。

リハビリで能力を上げるといっても、すぐにとは行きません。

とにかくケアマネも想定していない問題なので、速やかにケアマネに注意喚起しなければいけません。

もちろん、セラピストとしての提案も添えて。

 

外を歩けば歩行者信号なんて全く珍しくない存在です。

しかし【青】の時間は信号によってまちまち。

 

交通信号も【障壁】になりうることを、高齢者が安全に地域で暮らすために、考慮に入れないといけませんね。

 

 

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