【ライブリー漫画】間違えた克服。

2000年代はまだ言語聴覚士が希少な時代でした。。。
ご指摘ありました。
この漫画をお読みいただいた言語聴覚士の先生からご指摘があり、登場されている患者さんは【保続】ではなく、【再帰性発話】ではないかとのご指摘があり、実際に調べてみたところ、再帰性発話の方が症状としては近いと判断いたしました。
教えてくださったSTの先生、ありがとうございました!!
【再帰性発話】
何かを話そうとすると、同じ音やことばを繰り返してしまう症状をいい、重度の非流暢性の失語症にみられます。
「タン、タン」のように無意味な音を繰り返す場合と、「あんた、あんた」と意味のあることばを繰り返す場合があります。しかし、意味のあることばであっても、その意味とは無関係な場面で発せられているので、意味はあまり重要ではありません。繰り返しは単調ではなく、その音やことばに抑揚やイントネーション、速度を変化させて、何かを伝えようとします。
【保続】
自分の言ったことばや訓練中のことばを繰り返してしまう症状をいいます。呼称の訓練中に「絵カード:りんご」を行ったあと、次の絵カードからはどんな絵柄でも「りんご」と回答してしまう、または、「りんご・いぬ」、「りんご・パン」のように頭に「りんご」をつけないと発話できなくなってしまう、などのように出現します。
——STナビより引用
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Author:あっちゃん 投稿一覧
ある時はイラスト描き、そしてある時は国試塾塾長。
ちょっと変わった理学療法士です。
セラピストやセラピストを目指す学生にだけではなく、一般の方にも役立つリハビリ情報を発信します。
趣味はロードバイクとジョギング。
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