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セラピストのこれから【さまざまな役割】

セラピストのこれから【さまざまな役割】

前回の「セラピストのこれから【2025年問題】」では、今後のセラピストを取りまく状況について、2025年問題にからめて述べました。

今回はセラピストの働き方について、もう少し述べていきたいと思います。

 

今後のセラピストの待遇について大予想!?

セラピストのこれから【2025年問題】でも触れましたが、超高齢化社会待ったなしの今の状況で、セラピストの需要が減少することはありません。

臨床での仕事がなくなることも、ある日突然、雇用主から解雇を宣告されることも、職場そのものが潰れない限りはないでしょう。

その点は安心していいと思います。

ただし、セラピスト数の増加に伴って診療報酬が減らされることは不可避ですので、1人あたりの年収は下がっていきます。

そのあたりはこちらの西野 英行さんが運営されている『MIRAI no PT』で、ていねいに説明されていますので、一読されることをおすすめします。

「なぜ理学療法士は給料が少ない?」理学療法士の給料が支払われる仕組みについて解説

私がブログ運営に興味を持ち始めた時に、西野さんがタイムリーにも個人主催でブログセミナーを開いておられたので参加しましたが、ブログ開設にむけて背中を押してもらういい契機となりました。

この方、ブロガーとしての活動が長じて自著を出されたり、オンラインセミナーを運営されたりと、かなり精力的な活動をされています。

 

さて、診療報酬以外のインセンティブが付与されるのは、管理職についている一部のセラピストで、こういったポストに就くためには結構な競争を勝ち抜く必要があります。

そのためには経営者、調整者、教育者としての能力が必要です。

いうなれば、セラピストとしての臨床能力とはまた別のスペックですね。

逆にストイックに少ない給料から参加費を払ってセミナーに通い、ひたすら治療技術の研鑽をしているセラピストが、職場の養分となっているわりには自らの収入に還元されないのは皮肉としか言いようがありません。

 

変わりゆく働き方【辛口注意】

とはいえ、セラピストを本業として施設や在宅で活躍するスタイルは、これからも主流となると思います。

しかし、わずかずつではありますが、確実にそれとは違ったスタイルで活動しているセラピストが増えつつあります。

——どう違うのか。

たとえばヨガインストラクターをしている理学療法士。

利用者からしてみれば、インストラクターというだけでなく、理学療法士というだけで身体のエキスパートという安心感があります。

この応用として、学校部活のトレーニングコーチという手段もありかもしれません。

 

自費診療を行っているセラピストや法人も最近では時々見かけます。

ただし、日本理学療法士協会は、障害のない対象者や、保険適用外の理学療法を原則認めておらず、やるのは勝手だけど何かあったら自己責任でどうぞというスタンスを貫いています。

保険適用外の理学療法士活動に関する本会の見解

日本理学療法士協会HPより

つまり、今までの型にはまらない働き方というのは、一見きらびやかに見えますが、内海から外海に船を出すのと同じ感じで、なんの庇護もなく荒波にもまれる覚悟が必要です。

 

あと、SNSで自費診療やフリーランスで活躍している人に対して「何をしてもいいが、理学療法士・作業療法士の名前だけは汚さないでほしい」と言う人を見かけますが、まったく気にする必要はありません。

なぜならその発言の張本人が他人の人生に責任をとるつもりも義理もまったくなく、その程度の発言にあなたが忖度する必要などありません。あなたの人生は、あなただけのものです。

また、その人が今までに自分の仕事について、世間に周知させるべく活動してきたのかも疑問ですね。あまり大したことをした人は少ないんじゃないでしょうか。

とにかく自分の仕事にプライドをもっていれば問題ありません。

もちろん、法に触れるのは論外ですがね——。

 

先駆者たちの紹介

最後に私の知っているセラピストで、独自の道を選んで活躍している方を何人か紹介します。

一人目は夫婦で会社運営しておられる佐藤 彩弓佳さんです。彼女が学生の頃私が担当教員でした。

【株式会社GLOBAL FLAT】の専務取締役として、デイサービスや訪問介護、フィットネス事業を展開しているだけでなく、地元の活力促進のために精力的に活動しています。

去年、街で偶然バッタリ会いましたが、全身からあふれる自信というか輝きというか、本当にすごい。

実際にすさまじいオーラのカマイタチで、全身切り刻まれるかと思いましたよw。

そうそう、人生を変えたい理学療法士を熱烈に募集中なので、興味がある方は、ぜひ佐藤専務にご連絡を。

 

次に、この方も学生の頃私が担当教員だった、今では【障害者スキー振興協会】の代表を務められている津川朋也さんです。

彼は、どのような障害があっても『いつでも。どこでも、だれでも!』スキーを楽しむ事ができる環境を整えるために、一般のスキースクールで受け入れる事が出来るよう、指導者の育成や器具の貸し出しなどの普及活動をしています。

 

最後に、ブログでもたびたび紹介している神戸ことばとからだの発達相談室【ゆず】代表のたけぴよ先生こと西村 猛さん。

イケメン度では私に一歩譲るものの(個人の印象です)、さすがは社員とその家族の人生を背負っているだけあって、決断力と行動力とスピード感では、私など彼の影すら踏める気がしません。

しかも彼の話を聴いていると、困難な事でも簡単にできそうな説得力と魔力があります。

そんな彼が最近また新しいプロジェクトを始めたようです。

どんなことになるのか、楽しみですね。

 

【新プロジェクト始動】凄腕の画像認識エンジニアさんと、ゆずが、コラボします!

さいごに

今回は法人を運営しているセラピストを紹介しました。

いやはや、みんなほんとに凄いです。月並みな表現ですが。。

しかし彼らをみていて、みな例外なく強い【理念】と確固とした【行動指針】が、彼らの活動を支持しているなと感じました。

そりゃ何となくやっていて成功できるほど甘くはありませんものね。

 

——あなたには現状ではかなえられないけれども、ひそかにあたためている【理念】はありますか?

 

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