【国試の戦術】Vol.3──神経・循環系は身体で覚えよ!

神経系や循環系の問題は、毎年の国試でほとんど鉄板化していますよね。
たとえば下の問題。
【問題】42歳の男性。スキーの滑走中に転倒し、腕神経叢の図に示す部位を損傷した。前腕外側(橈側)と手の掌側の母指から環指に感覚鈍麻がある。
筋力低下をきたす筋はどれか。2つ選べ。
- 円回内筋
- 三角筋
- 小指外転筋
- 上腕三頭筋
- 上腕二頭筋
第54回理学療法士問題16より
すっかり見慣れた内容ですが、それだけ出題頻度が高いということなので、必ずおさえておきたいところです。
でも憶えるのが面倒なんだよなぁ。。
と思っているあなた、ひょっとして全部アタマで憶えようとしていませんか?
──それ、時間と労力のムダですよ。
こういった神経や循環のような線で図示できるものは、何回も「書いて」、身体に憶えこませましょう。
例えば下の写真は、国試塾の教育部長が『そら』でパパっと書いたものですが、せめてこのくらいはいつでもどこでも描けるようになってほしいものです。
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Author:あっちゃん 投稿一覧
ある時はイラスト描き、そしてある時は国試塾塾長。
ちょっと変わった理学療法士です。
セラピストやセラピストを目指す学生にだけではなく、一般の方にも役立つリハビリ情報を発信します。
趣味はロードバイクとジョギング。
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